今年6月、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が、米食品医薬品局(FDA)に条件付きで承認されました。
この薬がどのようなものかというと、
認知症の原因物質にアミロイドベータというものがあります。で、認知症の原因であるアミロイドベータが脳内に溜まっていくと認知症になると言われています。このアミロイドベータを認知症患者から取り除く薬が開発されましたのです。しかし、アミロイドベータを取り除いても認知症は治らなかったそうなんですね。
どういうことか考えました。例えば、腕の骨が折れた。何年も折れっぱなし、年数が経過してから骨を治しました。腕は動くでしょうか?動かないと思うんですね。
認知症もこれと同じで原因物質を取り除くだけではダメでやはり取り除いた後にリハビリ、動かすことをしないといけないのではないかなと。アミロイドベータを取り除くことと脳の機能を戻す為の動きを同時にしないといけない。
これを他のことにも置き換えて考えてみる。悪い現象→原因→良い現象
原因を取り除くだけで良い現象に変わるか?
例えば
5年間流行っていないラーメン屋がある。
原因はラーメンの不味さ
そこでラーメンの味を変更した。
すぐに繁盛店に変わるか?ラーメンの味を変更しても、ラーメンが変わったことを知ってもらわないといけないし。ラーメンの味が変わったところで今まで不味かった店に期待して行こうとは思わない。
どんな仕掛けかはおいといて、客がくる仕掛けが必要なんだと思う。
つまりラーメン屋でもわかるように原因を取り除くだけではダメで、そのあと動かさないといけない。
認知症なら脳を働かす。ラーメン屋ならラーメンを食べてもらう。
原因→悪い現象
悪い現象➖原因➕動き=良い結果
になるのかなぁ。
書いていて思いついたこともあるのですけど。まあここまでにします。
日常に活かすとすると、何かがうまくいかない。原因はこれだ。改善する。動かす。すぐには結果は出ないかもしれないが動かしつづけないと変化は出てこないということなのかな。
ところで、本当のアデュカヌマブの話。アミロイドベータが脳内に蓄積して認知症になる。アミロイドベータを取り除く薬。アミロイドベータが蓄積して認知症を発症する前に薬を投与すれば認知症は発症しない。認知症予防薬のような役割。原因が溜まる前に取り除く。1番いいやり方です。
アミロイドベータが蓄積しているかどうかの診断が難しいようですが、これから進んでいくでしょう。
原因を取り除いても変わらないのはなぜか。 - 介護職の読書と日記 https://t.co/upqiHu7yLz
— ああああ相互フォロー@目標フォロワー10万人✖️介護士✖️筋トレ (@okmtknji0610) 2021年8月19日