寒い日が続いていますが、昼間はだいぶ寒さが和らいできたように思う。冬といえば雪、ゆきというと雪合戦やスノーボード。20年くらい前には世の中ではスノーボードが流行っていたな。今はどうなっているのだろうか?
そういえば流行っていると思っていたが、自分はスノーボードをやったことは一度しか無い。
なぜ流行っていると感じていたのだろうか?
スノーボードを知らないのに?スキー場にも3回しか行っていない。
なぜ流行っていると感じていたかというと、中古のスノーボード用品の販売展があったり、テレビコマーシャルでスノボの板を宣伝していたりということを見ていたから。
今はそういうこと展示販売やテレビコマーシャルはあまり見ないし聞かない。
結局は流行が何かがわからなくなっているということ。
共同幻想という言葉があるが、その共同幻想がなくなってきているということなのかと思っている。
いきなりぶっ飛びすぎた。
以前はみんなで同じものを流行らすような世界でした。少なくとも日本では。
流行らすというか、同じものを見ている感じ。共通の話題のようなもの。だからみんなで同じことを共有しているし、そこからはみ出ると変わり者という考えが成り立っていた。
それで今はどうなっているのか?というと、今は共同から個別へと移ってきているというように感じています。
共同では、共同を作り出していたのはやはりテレビである。その頃の家庭は一家全員テレビの前に集まっていた。そして新聞。新聞は字を読まないといけないというのと一度に1人ずつしか一緒には読めないため非効率。
個別の世界ではどうなるかというと、テレビの代わりにネットが出てきたといえる。
ネットで検索をすることでそれに関係する情報が表示される。ネットの世界は検索の言葉を選ぶのも個人である。
自分で選んでいるため、自分の興味のあることしか検索しない。
見たいものしか見なくて済む。
同じユーチューブを見ていてもユーチューブのどの動画を見ているかは個人で違うということ。
みんなで同じものを見ていた世界というものがなくなったといえる。
それによって、何が流行っているかというものもそれぞれの場所によって違うのかもしれない。個人で違うものをみているのであれば日本全体での流行というのは起こり得るのか?それもまたメディアが仕掛けるもので、例えが鬼滅の刃は流行っていると言われてから見た人も多かったと思う。
映画だと、映画がちょい流行ってて、どこにいってもその映画をちょいちょい見かけるようになり、気になってほんとに見に行ってみる。ようなかたち。
共通の話題がテレビがないと少なくなる問題。それがどうしたのか。代わりのものが見つかったのか?それがSNSかもしれない。
まとめ
みんなで同じものをみて楽しむ時代は終わった。
見たいものだけ見るのはいいことなのか?